![]() 実際に触るとスペックだけでは分からない部分が鮮明に 前回からの続編です ↓ http://nekomimi-nenbutsu.seesaa.net/article/391113034.html さてさて先日の突如として発病した時期カメラ選定ドタバタ劇の続編であります。今迄は取り敢えず写真で見る外見と仕様表を眺めてスペックを比較してのイメージに過ぎなかったのですが、これだけで決めて失敗した経験が過去にあるので実際に手に取って確認する必要があります。 ということで手短に地元のヤマダ電機に出向いた所、比較確認したかったカメラが見事に全機種ありません。その店舗はいわゆる『高級コンデジ』ジャンルが一切ありませんでした。無いものは仕方ないので多分揃っていそうだと目星をつけた名古屋駅西にあるビッグカメラに出向いたのでした。 慣れない店舗なので目についた機種から片っ端から弄くり倒してみます。その中であえて順位をつけると、やはりいいなと思えたのがSONY RX10。 しかし前回も述べたように価格的にムリなのと、今回の用途には合致しません。でもね、あの感触は忘れられません。いつかは手にしてるような気がします。 まぁ、RX10のような無差別級は横に置いて総合的にバランス良く一番感触が良かったのはCanon S120でした。 流石はカメラメーカーと言ったところでしょうか。外観デザインはやや無難ながら手に取った際の感触や重量も丁度良く、Canonを弄るのは初めてなのにメニューも分かり易いし、各ボタンが大きくて操作感も良い感じ。何よりもこれで写真撮ったら楽しいだろうなと思わせるカメラでした。 逆に予想に反して印象が悪かったのがLUMIX LX7。 何ていうのでしょう。全体に野暮ったいんです。手に取った感触も自分には軽過ぎ。外観では裏面のボタンが嫌いなんです。形だけなら我慢できますが、そのボタンが押しにくいのが最悪。そもそもシャッター周りの野暮ったいメッキ部品は何でしょう。メニューこそ普通ですが、その背景にヘアラインの画像が入ってる等、総合的にカメラではなく限りなく家電なんです。良いレンズを装備してるしスペック的にも最有力かと思っていたところでしたが、これで撮影したいという気持ちが湧きませんでした。手に持った際に感じる安っぽさは当社製の特徴なのかも。 そして値段さえ折り合えば良いなと思えたのがSONY RX100。 後継として登場したRX100Ⅱは価格的に全く下がっていないのでハナから除外。今はむしろモデルチェンジで安くなってきたRX100がターゲット。手に取った感触や適度な重量感はいいし、マクロ撮影の背景ボケ具合も良いねー。ところで、背面液晶がやたら綺麗に見えると思ったらインチは同じなのに画素数が1段高いのでした。ある意味反則。 やっぱり優等生だなと思えたのがNikon P340。 現在使用してるP7100と操作系はほぼ同一なのでメニューの中は全て理解できるし、操作感も同じだとはいえ、外観はカッチリしてるし重量も程々だし。恐らくコレを購入しておけば間違い無いと思えるほど無難。ちなみに動作が鈍いという評判のメニュー操作ですが、確かに鈍いものの慣れればどってことないかなというレベル。 実はもう一つ気になっているFUJIFILM XQ1 撮影素子がS120やP340が採用してる1/1.7型より一回り大きい2/3を使用していて感度も良さ気な感じだし、技術的には上位機種の良いとこどりをしているという話もあって気になっていた。ところが、実際手に持ってみると軽すぎ? 外観はやはりブラックがいいなと思うものの、もう少し重量があっても良いかな。操作系は独特だけど慣れれば使いやすいかもしれない。最速クラスと言われる起動時間やピント合致時間も実感できた。使って面白いかなと思う。 実用的だなと思えたのがOLYMPUS XZ-2。 洗練とかスマートとかいう言葉とは全く無縁。サイズ的にも大柄だし、無骨な感じは実用品っぽい感じがする。実用品っぽいというのは実は褒め言葉で嫌いではない。反面、メニュー表示はスッキリあっさりしていてそれなりに操作しやすい。スペック的には問題無いのだが、今回はコンパクトな本体の24ミリスタートを目指してるので惜しいかな選外。現在のP7100を所有してなかったら迷わず決めたかもしれない。 ここまで来て変なのを見つけた。Canon S200。 どうやらS120の廉価版という立ち位置らしい。それで実際手に持ってみると、やや軽い? 操作感は似たようなものだけど、モニタが粗い? それでもって肝心の水準器が無い? レンズはS120より全体平均的にやや暗いし、まさに廉価版が正しい。価格的にも半分強だし、これはこれで購入層があるのではないかと思う。 あとは番外として発売したばかりのCanon G1XⅡ 手に持った感触とか重量感とか、外観も良いよねー。これでガッツリ写真を気持ちよくりたいと思えるこの感じはSONY RX10と同じ匂いを感じる。チャンスがあったら欲しいなー、と物欲がムクムク湧いてきました。 今回は幸い店員から一切声を掛けられること無く完全放置。思う存分満遍なく弄くり倒してきました。やっぱりスペックだけでは分からない部分ってあるよねー。特に手に持った時の満足度が一番重要ですよね。手にした時にしっくりくるか否か、この点一番上手いのがSONYで、下手なのがPanasonicなのかな。FUJIFILMのいわゆるレトロ路線は好き嫌いが別れると思えるところではあるが、初期のわざとらしい復刻版風はいただけないものの、最近登場しているカメラは好みな感じです。オリンパスはある意味凄くカメラっぽい感じ。ペンタックスは今回写真も出してないけどMX-1っていう機種があって案外評価が高いんだけど、レトロを履き違えてるというかあの野暮ったいのは論外。本当にカメラメーカーなのだろうかと疑う出来でした。 さて、これでスペックと本体を確認したのですが、問題は『写り』ですよね。一応メーカーHPとか、ユーザページとかで画像が見れるのでいろいろジロジロ見てるところです。はっきり言ってメーカーページはアテにならんのですよ。狙いはユーザページ。コレを見ていて気になったのがXQ1の画像の粗さと暗さ。結果的には本体側のシャープネス補正度合い不足だと結論が出てるものの、料理の写真がどう見ても美味しく見えない。これさえ何とかなればXQ1で良いかなと思ったんだけどねー。やっぱり総合点で王道Canonか、慣れたNikonか。あるいは思い切ってSONYか。悩みどころではあります。 と、ここまではコンパクトの話。売り場には勿論その他のカメラもズラリ勢揃いしている。むしろお店としてはそちらの方を売りたいんだろうねー。今回はミラーレスなんて中途半端カメラには目をくれず、最近の一眼ラインナップを一通り弄くり倒してきたのでした。でもってどーせ買わないんだからお手軽価格帯はすっ飛ばして高価格帯カメラを触ってきました。中でも一番興味があったのはNikon Df。写真では正面からしか見なかったので分からなかったけど意外に本体に厚みがある。大昔のF3なんか想像してたら大間違い。でもさぁ、ファインダーは見易いしダイヤルやボタンもいつもの位置だし、手に直ぐ馴染む感じ。さすが中身がD4同等だというだけある。値段さえ見なければとても楽しいカメラだと思いました。Canonは5Dを触ってみた。以前から思ってたけど、デカイねーーー。航空ショーでコレに大砲のようなレンズを装着して振り回してた連中が沢山いたよなぁー。さて、次はソニーか。ソニーといえばミノルタのαを引き継いだみたいだけど、今はどうなっているのかと思ったら・・・・電子ビューじゃん。あららららー。慣れればいいかもだけど、せっかくの真っ当な一眼なんだから光学ファインダーがいいなーっていうのは個人的感想です。あと、PENTAXとオリンパスは、まだ一眼あったの? という感じで目立ってないねー。売れてないのかしらん。何はともあれ久しぶりにほぼ全機種を眺めてきました。でも今は、やっぱコンパクトでいいや。 一年三ヶ月振りにお散歩カメラの検討を再開しました。 ↓ <散歩カメラ候補を実際に触ってみた リターンズ> 参考として現在のアマゾン価格です 価格は常時変動しています。 他店比較用の基準価格一覧として見て頂ければ良いかと思います。 ![]() ポチっと押してくれると猫が喜びます |
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