![]() 実はまだ迷っている 前回はこのようなお話でスタートしていました ↓ <現在メインで使用してるカメラはP7100です> <新しいお散歩カメラを物色中> <散歩カメラ候補を実際に触ってみた> 前回というのは今から約1年と3ヶ月前。そろそろ目新しいお散歩用の機種を導入したいと思ってあれこれ探ったのであります。ところが、現状のP7100が思いの外使いやすく優秀。P7100を超える使い勝手の機種を探してはいたんだけど、どれも帯に短しタスキに長し。これといった決定打が出ないまま現在に至っているのであります。決して購入資金が不足していたなどという的を得た事を言ってはいけません。 ところがです。最近になって事情が変わりました。予想外のところからお小遣い程度の収入があったのです。きっとこれは新しいカメラがほしいけど資金が不足している子羊に、これを購入資金としなさいという神様仏様の啓示なのでありましょう。ということで前回よりもワンランク上を狙って再び次期お散歩カメラを検討を再開することにしたのであります。 ここでおさらいです。現在愛用中のカメラNikon P7100とはどのようなカメラなのか。あちこちのレビューを拝見するととんでもない出来損ないカメラのような事が書いてありますが、とんでもない。確かにね、機能的には一眼の流れで詰め込むだけ詰め込んだ感じがします。使いにくいと批判する方々はそれらを単に使いこなしてないだけです。自分の流儀で使えないから使いにくくて役に立たないと。そんなとこじゃないですかね。 P7100で重宝してるポイントを上げるとこんなとこですかね。 ○ テレ側200ミリの画質が充分に使えるレベル ○ 露出補正ダイヤルがある ○ チルトアングル液晶 ○ ステップズームが使える ○ ワンタッチでWBやISOにアクセスできる ○ マクロが案外強い ○ 親指AFが便利 ○ 電池が大きく一日で電池切れしたことが無い。 逆に不足だと感じているところ。 ○ ワイド端以外は全体に暗いレンズ(f2.8~f5.6) ○ 広角側がもうひと押し欲しい(28mm~200mm) ということで、次期お散歩カメラの基準としての条件としてまず24ミリスタートだということ。全体に明るいレンズだということ。チルトアングルは必須だとしてタッチセンサー液晶だったらなお嬉しいということかな。レベルダウンだけは絶対にありえない方針で行こうかと思います。 思えば前回から一年以上という時間はモデルチェンジの時間としては充分に長い。この間に様々な機種が登場しました。一番驚いたというか戸惑っていることは、もしかすると「1/1.7型センサ」が消滅してしまうかもしれないということですね。現在1/1.7型センサの新製品は全く登場していません。G16が最後ではないでしょうか。その代わり「1インチセンサ」が充実してきて「1/2.3型センサ」とは明確な区別が出来つつあります。そのような理由で新機種選定は1インチセンサ以上の機種ということになります。その流れで実際に検討してみたのが以下の機種。絶対条件から外れてるものもあるけど、要はフィーリング。これを使って写真を撮りたいなと思えばオッケなんです、結局。 まだ売ってるぞ! SONY RX100 確か前回もM2にモデルチェンジしたばかりだったんだけど、現在は更に新しいM4が登場しています。しかし、なんとまだこのRX100~RX100M3の三兄弟がいまだ併売されてるから驚き。そりゃーそーだわ、初代のRX100は現在でも充分に魅力的。一応旧型ということで価格がM3の約半分になって価格的にも美味しいところ。ただ、レンズが28mm~100mmなんだよね。しかもテレ側が少々暗いし液晶は固定だしタッチセンサーは無いし。その辺りをきちんと納得するならば絶対お買い得モデル。 小改良された二代目! SONY RX100M2 前回新製品だった二代目も既に旧型。実は初代と中身は殆ど変化ない。外観的にはチルトアングルモニタとアクセサリーシューが付いたことかな。アクセサリーシューは無いよりマシかもしれないけど、使う? デザインの邪魔になるくらいなら無くても構わないんじゃないかしらん。価格は初代と三代目の間くらい。チルトアングルモニタを取るか。早く初代が消えて値下がりして欲しいと願ってるんだけど、そんなに都合よくいかない。 内容を一新した三代目! SONY RX100M3 シリーズも三代目になって中身を一新。レンズが28mm~70mmになって全域明るくなった。ワイド側でもf2.8だっていうからいいよね。役に立つかどうかわからないアクセサリーシューが消え、その代わり面白いギミックのEVFがついた。でもな、メガネ掛けてるとEVFってよく見えんのだよ。だからせいぜい人に見せて優越感に浸るくらいしか用途がない。このEVFのせいで価格が上がってるとしたら、無くてもいいから価格を抑えて欲しい。現在の価格は正直手が届かない。 全域f2.8って凄いと思う! SONY RX10 前回も番外として入れてあった機種。相変わらず図体がでかい。でかいんだけど、グリップが手に馴染むし操作感もいい。何よりEVFがすっごく綺麗。メガネを掛けていても全く問題ない。コレは凄い。ただ、やっぱりまだお値段が高め。サイズも大きいし重量があるので今回は当然除外なんだけど、最近とうとうモデルチェンジが発表されたところ。これで一気に手が届くとこまで価格が下がらんかなーって願っている。 破格のコンデジ! Canon G1X Mk2 これも前回新製品で出たばかりだった。破格のコンデジと呼ばれるだけあってレンズも図体もでかい。レンズ周囲にあるダブルリングがなかなか使えそうな気配がする。多分設定を煮詰めていけば馴染むだろうなと思う。外観はダイヤル類が無くなってスッキリしている。でもな、せめて露出補正ダイヤルくらいつけとけーって思う。一番使うんだよ。気になったのはチルトアングル液晶。これが意外に固くてそのうち壊してしまいそう。搭載してるセンサも大きいし、24mm~120mmでレンズも明るいし。すっごく気に入ってるんだけど、問題は重量。現在のP7100は395gで決して軽くないのだが、これは553gもある。持つとさすがにズッシリと来る。一眼同様の両手持ちが必須なのではなかろうか。最近価格も6万円台前半になってきたし、この重量が問題なければ「買い」だと思う。 RX100を研究し尽くした全部入り! Canon G7X 名付けて後出しジャンケンコンデジ。RX100三兄弟を研究し尽くした対抗製品。レンズが24mm~100mmでf1.8~2.8ってのがすっごく嫌らしい。でもってチルトアングルはタッチセンサで自撮り出来ちゃうし。露出補正ダイヤルもついてるし、WiFiも搭載している。付いてないのはEVFくらいなものだけど、ちっこいEVFならくて全く構わない。サイズは正面から見るとS120と同じくらいだが、レンズを含めて厚さがあり、持つとずっしり重く感じる304g。外観で言うとモニタの取り付部の処理が不格好に見える。せっかく付いている露出補正ダイヤルも埋もれてしまってるのでやや動かしにくい。小さいことはいいことだけど、もう少し横巾が大きくなってもいいから操作性アップとグリップを付けて持ちやすくしてくれても良かったのでは。現在最有力のひとつ。 操作性抜群! LUMIX LX100 正直に言わせてもらいます。本来パナ系のカメラは全く眼中に無いのです。性能面がどーのこーのではなく、カメラとしての外観と質感。そして仕上げ。パナとしての独自性を出そうとしてるのはわかるんだけど、ちっともカメラらしくない。高級感の演出の仕方を間違えてるというか、ダサい。カメラを所有するする人のツボを全く得ていない。手に持って撮影したくなる気分にならないのであります。前回のLX7は酷かったし。なんというのかな、やっぱ従来のカメラメーカーじゃ無いってことかな。というわけでパナのブースは毎回素通りしてたんだけど、ふと目に入ったのがLX100。近頃のコンデジにしては大きめサイズ。手に持ってみるとそこそこの重量。変わってるのがダイヤルで、通常の「P/S/A/M」というダイヤルが存在しない。その代わり上部にはシャッターダイヤルと露出補正ダイヤルがあり、レンズの先端に絞りリングがある。それぞれ「A」ポジションに合わせるとオート。絞りリングを動かすとその瞬間絞り優先になる仕組み。すごーい、大昔のカメラを操作してるみたい。以前使ってたF501と操作同じじゃん。この感覚、すっごい手に馴染む。24mm~75mmのレンズはf1.7~f2.8と明るいし。センサーはほぼフォーサーズだし。いいなーっと思ったものの、いまどき液晶が固定。しかもタッチセンサーですらついてない。ウリになってるEVFにしても、メガネ掛けてると見難いから不要。むしろフラッシュを付けてくれんかしらん。あとはやっぱ外観かなー。パナにしては頑張ったと思う。しかし細かな部分を見ていくとやっぱりおかしい。絞りリングは一番根本だろ、絞りとダイヤルのAポジションにロック機構くらいつけろ。という感じで不満が出てくる。やっぱり「カメラ」メーカーとしての作り込みが不足してるんだよ。てなわけで、文句タラタラなんだけど、実は結構気に入っている。問題は値段だ。現在やや手に届かない。価格ひたすら右下がりというパナの伝統を期待してます。 ところでミラーレスはどうですか? 前回ミラーレスを見ようともしなかったのは、単に予算がなかったから。今回は多少の小遣い分を上乗せしたことでミラーレスが視野に入るようになって来たのです。とはいえ目的は気軽なお散歩カメラ。大げさなレンズ交換式ってどうかなー? って思いながらいじくり倒してみたのであります。 小さくてカワイイ! Nikon 1 J5 通称ニコワンと呼ばれるニコンのミラーレスは、その名の通りセンサーが1インチ。そのおかげで本体もレンズも他のミラーレスと比較すると小型。ミラーレスなのに全く嵩張らないのです。シリーズは主に本格王道「V」とお気軽「J」の二段構えだったのが、最新J5はかなり本気。AF早いしチルト式タッチセンサーモニタも好感触。価格で言うとダブルレンズキットが何とか手が届きそう。ただね、実機を触って初めてわかったんだけど、ズームレンズを伸ばすとすっげー不格好。昔後頭部を殴られると目玉が飛び出すようなギャグがあったでしょ、あんな感じ。それとレンズキットに必ず入ってる標準ズームが豚の鼻みたいでイマイチかっこ良くないかな。でも今までずっとニコンだったので操作系は一番馴染む。 ミラーレスといえばコレ! OLYMPUS E-PL7 恥ずかしい話、オリンパスペンって皆同じだと思ってたんだけど、通常版とライト版の二本立てだったってのが今回初めてわかった。とはいえ、ミラーレスといえばペンというくらいメジャー。大昔のペンを復刻したような形状が女性にウケているらしく、色はブラックよりもホワイトの方が全面に出ている。操作してみた感じもまぁ、悪くない。とにかく見た目にも持った感じもすっごくカメラらしいのさ。レンズ周りの感じなんて充分に鑑賞に耐えれる。新しいE-PL7のモニタはチルトだしタッチセンサー付きだし。初心者でもどうぞ、至れ尽くれりという感じ。色はやっぱり白や銀があるけど、やっぱり黒がいいなー。売り出しのタイミングが上手く合えば手が届くかも。現在、実はE-PL6がスポット的に安いのです。モニタ解像度がやや低いのが気にならなければE-PL6が買いですね。 抜群の感触! OLYMPUS E-P5 上記のE-PL7と比較するとサイズも価格も一回り上。余程のディスカウントが無い限り今回は到底手が出ない。でもね、いざ手に持ってみるとずっしりとした重量が心地よくて、スイッチ類の感触が抜群にいい感じ。これなら撮影する気合いが入ること間違いなし。お値段だけのことはあると思う。 手にしっくり馴染むサイズ Canon EOSM3 ダブルレンズキットやファインダーフルキットになると手が届かないんだけど、辛うじてレンズ単品キットなら手が届くかもしれないという期待を込めて入れておきます。手に持った感触で言うと手に馴染むのです。カメラを持つと指が自然にシャッターに届く感じ。重量バランスもいいんじゃないかな。コンデジのG1Xより余程持ちやすい。いいなーって思うんだけど、今からレンズを揃えるのか? と考えると素直に元の位置に戻したのでした。 さて、今回はたまたま少しだけミラーレスにも手を出してみたものの、下手すりゃまたレンズ沼が待ってるじゃん。あかんて。ようやく一眼のレンズ沼を脱出したんだから。店頭にはミラーレスのレンズも並んでたんで見てきたけど、一眼のレンズに負けず劣らず高いし。そもそもそういう方向の目的ではないし。ミラーレスは眺めるだけに留めておこうかと思います。ということで狙うはボーナス商戦時期。相場を虎視眈々と眺めながら本当に購入なるのでしょうか、はたまた見送るのでしょうか。迷ってる間が楽しいのです。本当は。 噂の新製品が登場! Gシリーズの新製品が登場 Canon G3X 以前からGシリーズの新製品が出るという噂が流れていました。G1Xm2、G7Xに続く第三弾です。写真を見た感じではG7Xに長い望遠が付いたのかという雰囲気でしたが。しかし実際見てみると案外本体がでかく、むしろG1Xm2に望遠レンズが付いたイメージのほうが正しいと思います。持ってみるとその重量感がずっしりとあるものの、グリップが握りやすく、左手はレンズを下から支えるように持つので意外にも重さを感じません。むしろG1Xm2の方が重く感じます。光学ファインダーが無いのはシリーズ共通ですが、液晶モニタはG1Xm2と同様タイプがついていて上と下にチルトします。さらにG1Xm2で省略されてしまっていた露出補正ダイヤルがついたのは嬉しいです。しかもG7Xで外観優先にしたため回しづらいダイヤルが改良されています。全体の雰囲気はカチッとして、G1Xm2とG7Xの良いとこどりのような雰囲気があります。雰囲的にEOSM3より雰囲気的にこちらのほうが好み。触った時は電源が入らなかったのでそれ以上のことはわかりません。まさしくネオ一眼の高級版。ライバルはSONY RX10かなと思います。 参考として現在のアマゾン価格です 価格は常時変動しています。 他店比較用の基準価格一覧として見て頂ければ良いかと思います。 ![]() ポチっと押してくれると猫が喜びます |
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