![]() 木曽三川河口部にあるレトロな洋館 とある休日の昼が過ぎた頃、突如どこかへ出掛けることになった。ただし事情があって午後5時迄には帰ってくる必要がある。この中途半端な時間に何処へ行ったものか。お馴染みの谷汲では近すぎるし、美濃方面や琵琶湖方面は最近行ったばかりだし。急遽検討すること数分、行き先を桑名に決めた。桑名はいつも伊勢や鈴鹿方面に行く際の中間地点なので常に通過していた地域。その桑名に一度行ってみたかった『六華苑』があるのを思い出した。六華苑とはこの地方では珍しい和洋折衷の個人邸宅。明治から大正にかけて建てられ、平成5年に一般公開がはじまったらしい。ずーっと前に公開されたのは知っていたが今まで行く機会がなかったので丁度いいかな。ついでに近くの七里の渡しを眺め、途中『木曽三川公園』に立ち寄って『多度大社』に行ってみようと思う。恐らくここで時間切れになる筈。 さて、自宅がある岐阜から桑名に向かうには長良川あるいは揖斐川の堤防を延々と国道1号線にぶつかるまで南下する方法が一番手っ取り早い。ただし交通量的に揖斐川のほうが断然空いている。大垣寄りの場合は国道268号線を通るより断然早く到着可能。ということでさっさと自宅を出発し、揖斐川の堤防を延々と走り、途中の木曽三川公園は後で立ち寄る事として一路六華苑に向かいます。 駐車場探しにすったもんだした挙句無事到着。 ここで拝観料を支払います。大人一人310円。 門をくぐりアプローチをあるくとすぐ正面に洋館を発見。 今まであまり話題にならなかったけど立派だよね。 洋館の玄関は閉鎖されているのでロビーから入ります。 此処から先の館内は土足厳禁。 ちなみにここでは「お茶セット」を注文することができるようです。 通路を介して洋館に入ります。 右側は和室部分ですね。 スリッパを脱いで洋館部分に入るとまるで別世界。 すっごいですよ。 眼前にリアル明治村の世界が展開します。 応接間や小部屋の隅々まできっちり眺めて参りました。 二階に上がってみます。 下の階は主に客室でしたが、二階はぐっとプライベートになります。 特にテラスから日が差し込んで明るいんですよね。 当日はこのクラシックな館内を利用して結婚式の前撮り撮影してました。 本物の調度品は良いですよ。 スイッチが面白い形をしています。 何に似てるって?w 使用人の部屋も立派なものです。 一人座って物思いにふける場所でしょうか。 この時代に洋式トイレなんですよね。 隣接する和室の部分にも入ってみます。 広いですよねー。 庭の眺めもいいし、一日中座って居られそうです。 一旦外に出て、庭を一周してみます。 庭の奥には離れと茶室があり、その奥は神社ですね。 母屋南側の庭に出てきました。 庭から眺めと和室部分と洋館部分がキッチリ繋がってるのがわかるね。 見えるかな、2階窓に撮影隊が居るみたい。 今回何となくやって来ましたが、充分に見応えがあります。 館内を歩きまわって雰囲気を楽しみ、 庭を歩きまわって庭と建物の調和を楽しめます。 たまたまかもしれないけど、人が少なかったのも良かったかな。 思いの外のんびりできました。
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