年末から元旦朝まで起きているのが定番 そもそも除夜の鐘を撞ける寺を探っていたら岐阜北方の円鏡寺に行き着いたのが最初の話。誰でも鐘が撞けるしみかんが貰えるし、とてもフレンドリーな雰囲気が良かったのです。そしてある年のこと、鐘を撞いた後に気まぐれで谷汲に向かってみたらすっごい参拝の人で驚いたんですね。この時点で既に夜中ですから最初のうちは谷汲までとして帰宅していたのです。そしてまたある年のこと。谷汲参拝後、この時間から千代保稲荷に行ったら人がいるのだろうかとそれこそ面白半分で走ると、千代保稲荷神社とその周囲はまだ煌々と明かりがともり賑わっていたのです。その時点で時刻は3時をとうに過ぎています。しかし参道の人はかなり少なっていて、参拝も串カツも楽々だったのです。これに味をしめてその後は除夜の鐘を撞いた後に谷汲へ走り、最後に千代保稲荷神社の串カツでシメるのが定番、でした。ところが今年2016年はたまたま帰りが遅くなったこともあり、池田山で初日の出が見えるのではないかと、これまた余計なことを考えてしまったのでありました。 2015年、年末。ダウンタウンの番組を見てたら出発が30分ほど遅れてしまい、円鏡寺に到着する頃には日付が変わり2016年になっていました。 毎度お馴染み除夜の鐘。 2016年はいつもと方式が変わり、 完全に1グループずつ鐘撞堂に上がるシステム。 それが手際悪いものだから行列がちっとも進まないのです。 鐘を撞いた後にみかんを頂いて、除夜の鐘終了。 本堂にお参りしたいところですが、あいにく2年前より改築中。 少し離れたもう一つの円鏡寺の方に参拝します。 円鏡寺境内には様々な堂や観音様があります。 この時点で例年より若干押してますが、気にしません。 谷汲は遅いほど人が少なくなる事は織込み済み。 現地では駐車場は左側の町営ではなく、右側の民間駐車場を利用します。 するとね、普段より遅いのに関わらず人がやたら多いのです。 おかしい。普段こんな筈無いのにと思いつつ参道を歩きます。 中間地点の山門に到着しました。 まだまだ参道の先は長いのです。 薄暗い参道をてくてく歩いて手水まで到着しました。 人が多い時は山門の外まで並んでいるのですが、 すんなり来れたということは既に人が少ない証拠です。 此処から先は本堂までずっと石段です。 谷汲に来る前から霧っぽかったと感じたのですが、 やはり周囲はモヤがかかっているようです。 本堂までやってきました。 ここまで来るとそれなりに人が多くひしめいています。 御朱印のサイン会会場とグッズ売り場。 元々谷汲山華厳寺は、西国三十三ヶ所巡礼の第三十三番札所。 通称満願寺とも呼ばれています。 札所巡礼に興味がある方はこちらをどうぞ。<西国三十三所観音めぐり一覧> ここで忘れていけない賓頭盧様。 谷汲でも除夜の鐘を撞く事が出来る事をご存知でしょうか。 ただし、数は無制限で完全セルフです。 鐘撞堂中の観音様にご挨拶を。 ここでしばし冷えた体を焚き火で温め、 次は本堂裏の方に回っていきます。 谷汲はまだまだ見所が多いところですが、 とりあえず本堂をぐるり一周することをオススメします。 まずは布袋様と大黒様がたくさん集合してる堂へ。 本堂の真後ろには四天王像があります。 普段は扉が閉まっていますが正月は開いています。 この辺り、慣れないと不気味な雰囲気にやられます。 一種独特な感じがします。 さて、参拝も終わったので石段を注意深く降ります。 途中、少し道を離れた辺りに豊川稲荷があります。 どうやら出張所のようですね。 参道に戻ってきました。 ここでの楽しみは甘酒とおでんです。 冷えきった体にこれが効くのです。 最近ずっとお店が固定しましたが、 来年は別の店に入ってみようかと思います。 どこが良さ気でしょうか。 もうそろそろ歩いている人がまばらになってきました。 元旦朝に備え一旦店を閉める露天もあります。 夜中の道をダァーっと走って千代保神社にやって来ました。 車を停めるのは、いつもの駐車場。の、外側です。 この時間何処でも停め放題なんです。 混雑時の千代保神社は入り口が限定されています。 いつもの入り口から入り、手水後にいなりとロウソクセットを購入します。 ロウソクはこちらに立てます。 が、人の数が多すぎて立てる場所が足りません。 こんな時は堂々と消えてるロウソクを撤去して自分のを立てます。 気にしてはいけません。 いよいよ参拝です。 賽銭を投げ、稲荷をお供えします。 一通り参拝を終わってから忘れていけないのが、お下がり。 お供えのアゲは大量ですから、このように袋詰にして社務所前にあります。 これもタイミングなのでいつもあるとは限りません。 今年は大量に積まれていました。 さぁ、此処から先はひたすら目指すは串カツです。 お目当ての玉家の周囲はすっごい人。 やはり今年は人が普段より多いようです。 取り巻きが4重5重に囲んでいるのでても足も出ません。 仕方なく後ろに並び空くのを待ちます。 食べるコツは、とにかくアツアツを食べることです。 少しでも冷えたらすぐに味が落ちてしまいます。 ソースと味噌を交互に6本頂いて退散しました。 年末は月参りも重なっていて、様々な縁起物を売っています。 はい、この時点での時刻です。 串カツで体も温まったので、とりあえず参道をブラブラ歩いてから帰ります。 流行ってる店とそうでない店の違いは一体何なんでしょうね。 通常は、これに終了です。 帰り際の時刻は既に5時を過ぎていました。 出足が遅れたことが全体のスケジュールを押しているのです。 何気に人も多かったし。 帰宅途中の空が綺麗だったものですから、もしかすると綺麗な初日の出が見れるかと。 そこで思いついたのが池田山。 山頂に登るのがベストですが、夜中は危険。 山麓でなるべく高い地点があるので目指すとしっかり先客がいました。 午前7時過ぎ、地平線から綺麗に日が昇りました。 地平線に雲も何も掛からなかったのは運が良いのかもしれません。 しかし、日の出の時刻ってのは寒いんです。 今度こそ帰宅したのでした。
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