
黒をベースに金色のハーモニー
今回の目玉は東照宮だけではありません。東照宮エリアには二社一寺と呼ばれ、実はグループを形成しています。最初にその本丸たる東照宮を攻略した次は輪王寺大猷院へ目指して深い森の参道を歩いてゆきます。
【Mini DATA】
日光山輪王寺大猷院
所在地:〒321-1431 栃木県日光市山内2300
電話:0288-54-1766
東照宮から大猷院に至る間の森はまるで熱田神宮の森、いや、伊勢神宮の森みたいでした。
快晴の空なのに光が下までちっとも届かないのです。
地図で見ると遠そうに見えるけど、てくてく歩くと大猷院手前の常行堂にはすぐ着きます。
このとき、何故か全体写真を撮ってなかったんですね。
ということで写真は翌朝散歩時に撮った写真です。


常行堂は経を唱えながら本尊の周囲をひたすら回り続けるという修行だそうです。
ちなみに本尊は孔雀に乗っています。


さてさて今回第二の最重要ポイントである大猷院にやってまいりました。
ざっくり説明すると、東照宮が家康公の墓なのに対し、大猷院は家光公の墓です。
コレ以上の詳細はネットや本でご覧くださいまし。

ここから先が有料ゾーンになるわけですが、
拝観入口の同じ窓口で拝観券と御朱印を同時に取り扱っていて、正直わやくちゃです。
しかも拝観券は大猷院だけの単品と、輪王時三仏拝観がセット券があって
これを一々説明してるものだからちっとも進まない。
闇雲でなく、目的をきちんと定めてから突入しましょう。(経験者は語る)

まず最初は仁王門。
コレが最初は比較的地味なんですよ。
次第に派手になっていくという演出らしいのです。
とは言え安っぽいとか全然なくて、
例えば漆と金細工の高級ブランド、カルティエとか、デュポンとか、
それなりにシックな高級感が漂っているのであります。



こちら手水舎。こーんなデラックスな手水なんて見たこと無い。

天井は修復が必要みたいですね。

さぁ次がいよいよ二天門です。
この二天門、その年直前までずーっと修復作業が続いていまして、
運良く直前になって公開されたという超ラッキーなのでした。
こちらもやはり基本は黒と金ですが、彩色が増えているのに気が付きましたか。


両側を護る広目天と持国天。
どちらも超派手。


後ろ側もええねー。

そしてまだまだある。
次は夜叉門。
気のせいかキンキラ度が増量してきたような気がします。


夜叉門は4体の不動様によって護られています。




後ろ姿はこのように。

そしてラストは唐門。
めっちゃ金ピカやないかーい。

お見せできませんが、拝殿の中は全面キンキンキラキラ。
この部分だけは東照宮より上ではないかと思うのです。
せめて外観だけでも、こんなんです。


ラストにコレを見逃してはいけない、家光公廟。
龍宮門ですね、中には入れません。

家光公は、自分とこ作る際「東照宮より派手にしたらいかん」との方針らしい。
しかし、色彩が押さえられた結果、デラックスな高級感ではこちらのほうが上ですね。
ということで大猷院制覇~。
次はすぐ隣の日光二荒山神社へと向かいます。


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